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国際協力銀行、日本精蝋のタイ現地法人に融資=総額約4億8000万円
配信日時:2014年7月16日 19時40分 [ ID:707]

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日本精蝋は日本国内唯一のワックス専業メーカーとして各種製品を提供している。

 2014年7月11日、国際協力銀行(以下、JBIC)は、「海外展開支援融資ファシリティー」の一環として、日本精蝋株式会社(以下、日本精蝋)のタイ現地法人である日本精蝋(タイランド)株式会社(以下、NST)との間で、JBIC分として融資金額1億6000万バーツ(約4億8000万円)を限度とする貸付契約を締結した、と発表した。

 本件は、日本精蝋がタイ東部のチョンブリ県に工場を建設し、ゴム老化防止のためのタイヤ用途を中心としたワックスの製造・販売事業に必要な資金を現地通貨建てで融資する。三菱UFJ信託銀行株式会社、株式会社みずほ銀行との協調融資による。

 日本精蝋は、1951年の設立以来、各種ワックスの製造・販売を行なっており、国内販売シェアは7割を超える有力企業である。アジアを中心に今後も自動車向けタイヤ市場の拡大が見込まれる中、主要取引先のニーズに応えるべく、2014年3月、タイにおいてNSTを設立し、タイでの事業拡大を目指している。

【編集:YK】

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