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国際協力銀行、バンコク三菱UFJリースと連携=タイの現地法人向け融資枠を設定
配信日時:2014年4月4日 11時00分 [ ID:320]

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国際協力銀行は日本企業の国際競争力の維持及び向上を目指す。

 2014年4月1日、国際協力銀行は、三菱UFJリース株式会社のタイ法人、バンコク三菱UFJリースとの間で、融資金額2800万米ドル(約28億円)を限度とする、中堅・中小企業の海外事業展開支援を企画した投資クレジットライン(投資金融に基づく融資枠。以下、本クレジットライン)設定のための一般協定を締結したと発表した。

 近年、タイでは、日本企業の進出が増加しており、中堅・中小企業の投資意欲も高まりつつある。これにともない、タイにおけるこれら中堅・中小企業の設備投資においても、ファイナンス・リースの利用に対する関心・需要が高まっている。

 国際協力銀行は中長期の米ドル建て資金をバンコク三菱UFJリースに提供することを通じて、日本の中堅・中小企業との取引関係が深い三菱UFJリース株式会社と連携しつつ、これら中堅・中小企業の海外事業展開を適切かつ迅速に支援することを目指す。

 本件は、バンコク三菱UFJリースが国際協力銀行との間で設定したクレジットラインに基づき、タイ等で事業を展開する日本の中堅・中小企業の現地法人に対し、設備等のファイナンス・リースを提供するものである。

 本クレジットラインは三菱東京UFJ銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は4000万米ドル(約40億円)となっている。

【翻訳/編集:YK】

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