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【タイ】三井不動産、バンコクで2つの超高層マンション事業に参画
配信日時:2014年9月17日 16時39分 [ ID:993]

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三井不動産が建設に参画するアシュトン・アソーク完成予想パース。

 2014年9月16日、三井不動産と三井不動産レジデンシャルは、「三井不動産アジア」(シンガポールにある三井不動産と三井不動産レジデンシャルの共同出資会社)を通じて、バンコクの中心エリアにおいて、2つの超高層マンション事業(計約1330戸)に参画する、と発表した。

 バンコクの不動産マーケットは長期間、安定的に成長を続けてきており、中間所得層の人口増加により住宅需要が強いマーケットとなっている。

 今回の2事業は、タイの有力住宅デベロッパーであるアナンダ社との共同事業。

 事業の1つ「アシュトン・アソーク」は、50階建て783戸を予定しており、建設予定地は、オフィス・商業施設・ハイエンド住宅が集積した地域で、バンコクで最も人気のある住宅エリアの1つであるスクンビット・エリアに位置する。

 その中でも、BTS(高架鉄道=スカイトレイン)アソーク駅とMRT(地下鉄)スクンビット駅の2駅2路線が利用可能で、MRTスクンビット駅からは徒歩1分という交通利便性の高い場所である。
 
 この立地の稀少性を活かすべく、建物上層部にプールやフィットネス、ライブラリーを設置するなど、共用部分を充実させ、さらなる付加価値向上を図る。

 2014年10月に販売開始、2017年8月に竣工を予定。

 もう1つの事業「イデオQサイアム・ラチャテウィ」は、36階建て550戸を予定しており、建設予定地はバンコクの主要商業エリアであるサイアム商業エリアに近接し、バンコク屈指の商業施設「サイアム・パラゴン」等へも容易にアクセスができる、生活利便性の高いエリアに位置している。

 最寄りのBTSラチャテウィ駅からは390メートルで、同駅からスクンビット・エリアへはBTSで5駅、首都バンコクのオフィス街の中心であるシーロム・サトーンエリアへはBTSで3駅(BTSサイアム駅で乗り換え)とスムーズにアクセス可能であり、交通利便性も高いことが特徴。

 建物の規格としてはプライベートリフト(各住戸ごとに専有のエレベーターの出口があるプラン)やインフィニティプール(端の境界線が見えないプール)の採用で周辺物件との差別化を図る。

 2014年10月に販売開始、2017年1月に竣工を予定している。

【編集:YK】

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