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三井造船、ベトナムの製油所からガスタービン発電設備5基を受注
配信日時:2014年5月19日 17時58分 [ ID:471]

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効率が良く信頼性の高い三井造船の蒸気ガスタービン。

 2014年5月14日、三井造船株式会社は、ニソン石油精製有限会社がベトナム北部ニソン経済区で推進するニソン製油所・石油化学コンプレックス・プロジェクト向けの蒸気タービン発電設備3種5基(合計出力約200メガワット)を受注したと発表した。三井造船は産業用発電設備の分野で日本有数のタービンメーカーで、製品の効率と信頼性が高く評価されて、今回の受注となった。

 本設備は、石油化学コンプレックスに電力を供給する大型発電設備で、コンプレックスを建設するJGCSコンソーシアム(日揮、千代田化工建設、フランスのテクニップ、韓国のGS建設、SK建設のジョイントベンチャー)から受注、日本で設計・製作、2015年に順次引き渡し、その後、現地で三井造船による技術指導のもと、据え付け・試運転が行なわれ、2016年に本格稼働に入る。

 本プロジェクトは、出光興産株式会社、クウェート石油国際会社、ペトロベトナム、三井化学株式会社が共同で設立したニソン石油精製有限会社が進める。ベトナムで2基目となる製油所を含む、製油所・石油化学コンプレックスを新設するもので、今後需要が増加する石油製品、および輸出用石油化学製品の製造を目的とする。


【翻訳/編集:YK】

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