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新日鐵住金と日鐵住金鋼管、タイでも経営統合を図り、事業基盤を強化
配信日時:2014年4月2日 16時00分 [ ID:305]

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両社の経営統合で年間の造管生産能力は17万6000トンを超える。

 2014年3月27日、新日鐵住金株式会社と日鐵住金鋼管株式会社は、タイにおいて自動車用電縫管事業を展開している新日鐵住金グループのサイアム日本鋼管株式会社(以下、SNP)とタイ鋼管工業株式会社(以下、TSP)が、2014年7月を目処に経営統合することに合意した、と発表した。

 SNPは1995年に旧新日本製鐵株式会社の子会社として、TSPは1963年に旧住友金属工業株式会社の子会社として、それぞれ設立され、これまでタイ市場において自動車用電縫管事業を展開してきたが、事業基盤を強化し、経営資源の効率化を図るために経営統合することとなった。

 新会社は日本スチール&住金パイプ(タイランド)株式会社(以下、NSPCT)となる予定。統合比率は、SNP:TSP=1.00:1.07とし、新会社発足は、タイ政府の許認可が必要なライセンスの取得、債権者保護手続きの完了を条件とする。資本金は11億4900万バーツ(約37億円)、従業員数は約1600人、年間17万6000トンの造管生産能力を有する。


【翻訳/編集:YK】

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