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【タイ】ジェットアジア・エアウェイズ、チャーター便から定期便へ事業転換を図る
配信日時:2014年5月8日 18時13分 [ ID:422]

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H.I.S.が日本―タイ間のチャーター便として利用している。

 2014年5月6日、タイの英字紙バンコクポストによると、タイのジェットアジア・エアウェイズは今年後半、所有するボーイング767型機、従業員をそれぞれ現状の2倍の12機、500人とし、2014年の収益目標を2013年の1億ドル(約100億円)から150%アップの2億5000万ドル(約250億円)にするという。

 これらの決定は、チャーター便事業から定期便事業に転換し成長を図るうえで極めて重要だ。今年後半には、タイエアアジアX(以下、TAAX)、ノックスクートも就航を予定しており、改革は急務である、とジェットアジア・エアウェイズのジェイコブ サバ社長は述べている。ジェットアジア・エアウェイズは、団体旅行客をタイから中国、韓国、日本へ運ぶチャーター事業が中心だが、タイエアアジアX、ノックスクートもこの分野を狙っている。

 競争が激しくなるにつれ、季節や時期に依存する事業から、より多くの安定した旅客を見込める定期便事業への転換を急がなければならない。現在、ジェットアジア・エアウェイズは完全なチャーター便と季節的な定期便による収益比率が6:4であり、これを年間を通しての定期便に転換する。

 格安航空会社(LCC)も採用し、いつでも購入できるウエブ上でのチケット販売は、ジェットアジア・エアウェイズにとっても重要な戦略の一つである。

 ジェットアジア・エアウェイズは過去3年間に、プーケットから中国の天津、北京、南京、重慶へ、バンコク(スワナプーム空港)から天津、南京、東京(成田)に定期チャーター便を運行した。日本の旅行代理店H.I.S.がチャーター便として利用している。


【翻訳/編集:YK】

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