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川崎市、バンコクに中小企業合同事務所を設立=タイ進出企業をサポート
配信日時:2014年5月7日 11時00分 [ ID:418]

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川崎市中小企業バンコク合同事務所の看板。

 2014年5月6日、タイメディアによると、川崎市は、市内企業の海外での販路開拓サポートのため、川崎市が実施する海外での展示会事業等に参加する市内企業を対象に、タイのバンコクおよび中国・瀋陽にて、オフィスとして利用可能なスペースや連絡代行機能のサービスの提供を行なうことになったという。同市は昨年すでに上海事務所を開所している。

 平成25年(2013年)度に神奈川県が実施した県内企業海外展開動向調査(261社が回答)では、約40%が「海外進出の予定、または関心がある」と回答。進出希望地域はタイが最多で、ベトナム、中国と続く。2013年11月に川崎市がタイのカシコン銀行などと開催した「タイ投資セミナー」には、市内の企業関係者約100人が参加。さらに、川崎市は今年3月19日、カシコン銀行と「タイ進出支援に関わる覚書」の締結を行なった。

 今回バンコク市内に設けた「川崎市中小企業バンコク合同事務所」は、市中心のスクンビット地区でBTS(高架鉄道=スカイトレイン)アソーク駅、MRT(地下鉄)スクンビット駅から徒歩圏内の建物「グラスハウス」12階にある。

 川崎市内企業がバンコク出張の際、オフィスとして利用可能なスペース、応接室等の提供および連絡代行事務所機能(電話代行応答、郵便物、FAX、メールの接受など)のサービスを提供する。本件に関わるサービスは、現地日系コンサルタント会社に委託している。


【翻訳/編集:YK】

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