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林聖晶氏 キャリア講師 国連が推奨するSDGsに教育と働きがいで貢献
配信日時:2023年7月10日 18時45分 [ ID:9052]

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キャリア講師として活躍する林 聖晶(はやし きよあき)氏(左)、 取材レポーター豊島叶恵さん・パーソナルナビ(右)

 2023年7月、キャリア講師として活躍する林 聖晶(はやし きよあき)氏に、パーソナルナビ社が運営するメディアサイト『THE CAREER』の広報担当、豊島がインタビュー取材を行った。

 林氏は、現在キャリア講師として20代・30代の社会人向けにキャリア支援を行っている。林氏と関わるすべての人に対して可能性を広げるきっかけを与えることを自身のテーマに、一人ひとりの目標や夢に合った教育を提供している。

 今回の『THE CAREER』のインタビューテーマは、「自分の可能性の築き(気付き)方」。キャリア講師インタビューは2023年3月から始まったプロジェクトで、キャリアに悩む若い世代に、一歩踏み出す勇気を与えることを目的としている。今活躍するキャリア講師の一人である林氏が、教育に対してどのような価値を見出しているのか、どのような未来を思い描いているのか話を聞いた。

 現在、林氏はキャリアアップスクールに通う受講生に対して、個別コンサルティングやセミナーを通して、自己成長や目標達成を図るためのメソッドを提供している。一人ひとり目指す姿や思い描く未来は異なるため、受講生と丁寧に向き合い、本人が気付いていない長所や乗り越えるべき課題を発見し、良い方向に導いていくにはどうしたらいいか、理想の人生を叶える為に、自分の人生と向き合うことが当たり前の世の中を創っていくことを自身の目標に掲げている。
 
 キャリア講師として、多くの若者たちのキャリアアップを実現させている林氏だが、以前はやる気が空回りして成功よりも失敗が多く、人生に価値を見出せなかったという。成長意欲や挑戦心が人よりも高かった林氏だが、行動力に反して良い結果が残せず、強い劣等感を抱いていた。社会人でも理想と現実のギャップに悩む時期が続いたが、恩師との出会いが転機となり、自分自身で価値を生み出すことのできる独立の道を選んだ。目の前の失敗にとらわれず、人生を長い目で見て行動を起こすことが重要だと、自身の人生を振り返り語った。
 
 キャリア講師としての展望を尋ねると、日本全体の教育の質を高め、日本の経済市場を盛り上げていきたいと語った。学生や若い世代の段階から個人スキルを高めることで、日本の将来を牽引する優秀な人材を輩出することが可能になると見通しを示した。また、自身が女性アスリートと関わる仕事をし課題を感じた経験から、将来的には‟女性の活躍”を推進する活動も拡大していきたいと、個人の展望を語った。2つの目標を実現するために、まずは目の前の受講生一人ひとりに対して、可能性や目標を確実に示していくことに注力していくと述べた。

 将来的なSDGsへの取り組みは、教育を通して働きがいと経済成長の項目で貢献していきたいと答えた。近年深刻化する日本の時価総額低迷問題。この課題を解消するためには‟一人ひとりの意識改革”が必要であると林氏は語る。企業や社会に変革をもたらすには個人の努力や働きが必要不可欠であるため、企業は働き手がモチベーションを維持できるよう環境を整えなければならない。質の高いマネジメントを提供し、仕事にやりがいを感じながら組織貢献できる人材を育てていきたいと目標を話した。
 
 最後に、キャリアに悩む若い世代に向けて「自信をもって何事にも積極的に挑戦する」ことの重要性について伝えた。過去に失敗した経験を理由に自分の価値や可能性に蓋をしていては、状況を変えることはできない。何者にでもなれる今だからこそ、限られた時間を大切に目の前のチャンスに飛び込んでほしいとエールを送った。

 林氏は今後もキャリア講師として、一人ひとりの意識改革と日本の経済市場復活を目指していく。現在のマネジメント対象である20代・30代から枠を広げ、学生からキャリア教育を受けることができるよう活動を広げていく予定だ。教育を通して、多くの人に自己実現やキャリアアップのきっかけを与え続ける林氏の今後の更なる発展に期待していきたい。

 今回の詳しいインタビュー内容は、キャリアパスメディア『THE CAREER』の「インタビュー」をご覧ください。

林聖晶氏プロフィール、1994年生まれ。千葉県出身。20歳で上京し、名門都立女子サッカー部の専属トレーナーに就任。
退職後、イベント会社2社に勤め、イベントの企画営業を担当。25歳で、ベンチャー企業の代理店営業を開始し、初月から成約を上げ、8カ月目でトップセールスを獲得。現在はキャリア講師として活躍。株式会社Renaxiaの代表取締役、株式会社i3 experienceの講師も務める。

【取材:パーソナルナビ編集部】

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