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【インドネシア】少数民族の写真と手工芸品展開催=日本アセアンセンター
配信日時:2014年5月18日 15時14分 [ ID:469]

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バドゥイ族による伝統的な織物の展示と実演も行なわれた。

 2014年5月16日から19日まで、東京新橋にある国際機関、日本アセアンセンターで、インドネシアのジャワ島西部に暮らす少数民族バドゥイを紹介する展示会とトークショーが開催されている。

 インドネシアのジャワ島西部に暮らす少数民族のバドゥイ。その多くは近代文明の影響を受けずに先祖からの伝統を守りながら、現在も電気や車のない生活を続けている。
 
 インドネシア共和国クリエイティブエコノミー省は、インドネシアの豊かな文化と芸術を広く紹介するために、バドゥイ族の写真展と部族の手により創りだされるテキスタイルの展示を開催。閉ざされた世界にある特有の文化を垣間見る、またとない機会となるだろう。

 日本アセアンセンターでは、アセアン各国の伝統文化の紹介から日本との交流、通商のサポートの支援促進のために様々な活動を行なっており、今後もこうしたイベントを引き続き開催する予定だ。

◆◇◆写真・テキスタイル展(入場無料)◆◇◆ 

日時:2014年5月16日(金)~19日(月)
 10:00~17:30(最終日は14:00まで) 
会場:日本アセアンセンター アセアンホール
 東京都港区新橋6-17-19 新御成門ビル1F
主催:インドネシア共和国観光クリエイティブエコノミー省
共催:在京インドネシア共和国大使館
国際機関 日本アセアンセンター

◆◇◆アーティストトーク◆◇◆  

5月16日(金)14:00~15:30
写真家 ドン・ハスナン氏によるライブトーク
『写真、映像、織物や民芸品から見るバドゥイの生活』

5月17日(土)11:00~12:30
テキスタイル職人 ベニ-・アドリアント氏によるライブトーク
『バティックとともに歩むバドゥイ織物の発展』

◆◇◆ワークショップ◆◇◆

5月18日(日)11:00~15:00
ベ二-・アドリアント氏によるテキスタイル実演

写真家ドン・ハスナン氏
ジャカルタ出身。民族写真の撮影を追究する数少ない写真家。長い時間を民族の中で過ごし部族の人びとと交流をしながら撮影をしていく。2013年にはインドネシアで写真家として賞を授与している。

テキスタイル職人ベニ―・アドリアント氏
バティックや自然素材、ワヤンなどのインドネシアの文化遺産をもとにテキスタイルを作製するアーティスト。現代では見られなくなったペラという若葉を使用した織物を再びよみがえらせる活動にも参加。作品はInacraft、ICRA、UNESCOで受賞をしている。


【編集:そむちゃい吉田】

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