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【インドネシア】ヤクルト、東ジャワ州モジョケルトに第2工場をオープン
配信日時:2014年4月29日 15時28分 [ ID:395]

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インドネシアの西ジャワ州にあるヤクルトの第1工場。

 2014年4月29日、インドネシアメディアによると、乳酸菌飲料を生産するPTヤクルト・インドネシア・プルサダ(以下、PTヤクルト)は、インドネシアの東ジャワ州モジョケルトにあるンゴロ工業団地に4000万ドル(約40億円)を投じて建設した第2工場の開所式を行なった。

 新工場では、過去5年以上国内で需要が伸びている生菌飲料を生産する、とPTヤクルトのインドラ社長は述べている。需要の伸びは健康に気を使っている人が今まで以上に増えていることを示している。
 
 インドネシアは日本の飲料メーカーにとってトップ5(他は日本、韓国、中国、メキシコ)に入る市場で、340万人ほどのインドネシア人がヤクルト飲料を飲んでいる。

 西ジャワ州スカブミに続く今回の工場では当初1日120万本を生産、徐々に生産量を増やし、最終的には第1工場と同じ日産360万本とする。しかしながら、最終的な生産量でも現在の東ジャワ州の人口3200万人とインドネシア東部の人口1200万人の要求を満たすには不十分である。

 東ジャワ州は海外から投資するには理想的な場所で、シンガポールに次いで日本が多く投資している。インドネシア全体では日本が最も多く投資している、とサイフラ副知事は開所式で述べた。

 インフラの整備をはじめ、いくつか要望を述べた在スラバヤ日本総領事館の古賀主席領事に対し、サイフラ副知事は、浚渫(しゅんせつ)工事の実施を含むいくつかのインフラ整備の改善例を挙げ、改善を続けると約束した。

 東ジャワの資本投資委員会によると、東ジャワ州には100の日本企業、700人の日本人がいる。

【翻訳/編集:YK】

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