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【ラオス】JETRO ビエンチャン事務所開設・ASEAN10カ所目
配信日時:2014年5月1日 18時00分 [ ID:401]

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JETRO ビエンチャン事務所開所式でのテープカットの様子。

 2014年4月28日、JETRO(日本貿易振興機構)は、ラオスの首都ビエンチャンに事務所を開設するため、茂木経済産業大臣も出席して開所式を行った。ビエンチャン事務所は、JETROの海外事務所としては74番目(56カ国目)の事務所となり、ASEANでは、ブルネイを除く9カ国10カ所に事務所を置くことになる。

 在ラオスの進出日系企業数は、2012年の77社から、2013年には100社を超え、ラオス唯一の日系企業団体「ビエンチャン日本人商工会議所」(2009年11月設立)の会員数も、設立当時の27社から2014年3月時点で68社にまで増えている。

 JETROの事務所設置により、日本企業及び日系企業の海外展開活動を、さらにきめ細やかに支援することが可能になり、日本・ラオス両国間の経済・人的交流の活性化にさらに弾みをつけて行きたいとしている。

 日本から出席した茂木経済産業大臣は「安価で良質な労働力を抱えるラオスは、東西と南北の経済回廊の整備が進み、ランド ロックド カントリーから、メコン地域の結節点であるランド リンクド カントリーとなった。近年、日本の経済界においても関心が高まっている。今後も投資促進をサポートしていきたい」と挨拶した。

 JETROの事務所開設は、2013年11月の安倍首相・トンシン首相の首脳合意に基づくもので、日本とラオスとの経済関係強化につながるものとして、ラオス政府からも高く評価されている。


【編集:安麻】

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