ラオスのニュース

三菱マテリアル、ラオスに子会社を設立=サーミスタセンサーを生産
配信日時:2014年4月12日 17時00分 [ ID:350]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

三菱マテリアルの東南アジアでの生産拠点。

 2014年4月9日、三菱マテリアル株式会社は、サーミスタセンサーの増産体制を構築するため、ラオスに子会社を設立したと発表した。

 三菱マテリアルのサーミスタセンサーは、中国において、エアコン・冷蔵庫などの白物家電向けに販売が好調に推移しており、今後も需要拡大が見込める。さらに、将来的には東南アジア地域でのオートバイ向けの製品販売でも拡大が期待できる。

 三菱マテリアルはこれまではタイとマレーシアで生産していたが、労務費用が上昇傾向にあり、今後の増産体制について検討した結果、労務費用が比較的安くて勤勉、政府の投資奨励策による優遇処置、既存生産拠点からのノウハウ移転の容易性などの面からラオスでの子会社設立が決まった。

 新会社の三菱マテリアル・エレクトロニクス・ラオス社の所在地は首都ビエンチャン市のビタ・パーク経済特区内。サーミスタセンサーの生産・販売を目的とし、資本金約4億円、従業員数約600名、2015年3月の操業開始を予定している。

【翻訳/編集:YK】

ラオスの新着ニュース