国連・SDGsのニュース

【ミャンマー】JCBが初のクレジットカード ミャンマー大手銀と
配信日時:2016年8月18日 9時00分 [ ID:3683]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

記念品を交換するJCBインターナショナルの今田公久副社長(右)とエーヤワディ銀行のゾーゾー会長(左)(ヤンゴン、撮影:北角裕樹)

 2016年8月16日、ジェーシービー(JCB)インターナショナルはミャンマーで、同社として初めてとなるクレジットカードを発行した。ミャンマーの決済機関「ミャンマー・ペイメント・ユニオン(MPU)」との共同ブランドのカードで、ミャンマーの大手銀行「エーヤワディ銀行」から発行される。JCBがカードを発行するのはミャンマーで22カ国目。

 ミャンマーでは商取引のほとんどが現金で行われている。エーヤワディ銀行のゾーゾー会長は「ミャンマーがキャッシュレス経済に移行するきっかけになる」とJCBカードの発行を高く評価。「銀行のためではなく、国の発展のためにこれからも支援してほしい」と日本の関係者に呼び掛けた。

 ミャンマーの金融分野では、日本の3メガバンクが規制緩和を機にヤンゴンに支店を設けたほか、イオングループが消費者向け割賦販売を手掛けている。


【執筆:北角裕樹】

国連・SDGsの新着ニュース