タイのニュース

【タイ】タイ人も初詣!? 元日のタイの寺院に行ってみた
配信日時:2016年1月3日 9時00分 [ ID:2937]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

中国式の寺院もタイには多く、中華系だけでなく一般的なタイ人も多く訪れる。

 2016年1月3日、タイでも元日の寺院は参拝客がいつもより多くなる。タイは敬虔な仏教徒が多く、普段でも寺院は参拝客で賑わっているが、節目節目はより多くなる。タイ人には初詣という習慣はないが、新年の節目として元日は非常に賑わう。

 タイでは正月は3回あり、一般的な新年と中華系タイ人が行う中国の旧正月、そして最も盛り上がるのは水かけ祭りでも知られるタイの旧正月、ソンクラーンだ。この3つの正月の中では1月1日が最も盛り上がらない。

 学校や企業の休みも近年こそやや長くなったものの、大晦日と新年だけが休みで、2日から平常通りになるところもいまだにある(2016年は土日の関係で4日スタートが多いが)。中国旧正月は企業によっては休みになるし、ソンクラーンは最も大切なので、しっかり休む傾向にある。

 タイの寺は大きく分けて3つあり、タイの仏教式、中国式、インド式がある。特に仏教式と中国式は普段から参拝客が多く、今年も元日は各地の寺院で2016年がいい年になるように願う人々が集まっている。

 タイにも日本と同じように干支があり、寺院の掲示板にはその年の運勢が書き出され、タイ人は食い入るように自分や家族の運勢を読んでいた。

【執筆:高田胤臣】

タイの新着ニュース