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【タイ】スクンビット通りで不審物。現場は一時騒然
配信日時:2015年8月19日 18時30分 [ ID:2391]

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爆破事件のあったエラワン祠。

 2015年8月19日、爆破テロが続いたバンコクで、今度は日本人や外国人も多いスクンビット通りで不審物が発見された。

 不審物は、午後2時半頃にスクンビット通りの高架鉄道BTSナナ駅近くで見つかった。タイ警察は現場周辺を封鎖。BTSもナナ駅を通過する措置がとられた。

 爆発物処理班が出動し、中を確認した所、中身は空だった為に、一帯の封鎖も午後3時頃には解除された。不審物は、段ボールをビニールで巻き付けただけのものだった。誰が何のためにそこへ置いたのかなど、詳細は不明のまま。

 また、タイ警察ではエラワン廟(びょう)にカバンを置いて立ち去った人物の似顔絵を発表。逮捕に繋がる情報提供者に対して100万バーツの報奨金を用意した。

 該当の人物については、周辺で目撃したバイクタクシーなどがBTSサラデン駅で下車。その後タクシーで空港へ向かったなどという証言もあり、すでに国外に逃亡しているとの見方もされている。

 さらに爆発物は以前、都内のプラカノンでイラン人が製造中に誤爆、負傷した騒ぎがあったものと酷似しているとの報道もある。

 外国人犯行説では、関係のない米国人観光客が似ているとして警察で取り調べを受け、その画像が拡散し、実際には関係がない事がわかり、本人がSNSで否定するという騒ぎもあった。

【翻訳/編集:そむちゃい吉田】

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