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タイの石油精製大手バンチャック・ペトロ、日本での太陽光発電事業を計画
配信日時:2014年3月1日 13時00分 [ ID:203]
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2014年2月26日、タイの石油精製大手のバンチャック・ペトロは、2013年の税引き前利益に特別損失、支払い利息、および減価償却費を加えた値(以下、EBIDA)が93億5000万バーツ(約292億円)であったと記者会見で発表した。当初の目標100億バーツ(約312億円)より6.5%低い値である。
同社のビチエン社長は、席上、EBIDAの新たな目標として2020年までに250億バーツ(約782億円)を達成する計画を発表した。目標達成に向け、今年は120億バーツ(約375億円)を投資、今後数年にわたり毎年少なくとも50億バーツ(約156億円)を投資する計画だ。
2020年に達成する予定のEBIDA250億バーツ(約782億円)の内訳は、新規事業100億バーツ(約312億円)、既存の石油精製事業75億~80億バーツ(約234~250億円)、石油マーケティング事業(ガソリン・スタンド100か所の改修および70か所の新規設立)40億バーツ(約125億円)、太陽光発電事業27億バーツ(約84億円)、バイオ燃料(エタノールおよびバイオ・ディーゼル)10億バーツ(約31億円)である。
今年、少なくとも50億バーツ(約156億円)を投資し、新規案件を2、3件まとめる意向だ。実現性を慎重に検討している日本での太陽光発電事業計画、エタノール生産所の買収が新規投資の対象である。日本での太陽光発電事業計画では、30~50メガ・ワットの発電規模となる。
3か月以内に50~80億バーツ(約156~250億円)規模のバーツ建て社債を発行し、投資および運転資金を調達する。
第3四半期の早い段階までに太陽光発電事業を立ち上げ、その収益で石油精製事業の収益減少分を補う予定である。
2014年中に、目標EBIDA100億バーツ(約312億円)のうち、55%を石油精製事業から、20%を石油マーケティング事業から、22%を太陽光発電事業から、残り3%をバイオ燃料事業から得る計画である。
【翻訳/編集:YK】
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