タイのニュース

日立セールス(タイランド)、最新技術を導入したプレミアム・エアコンで売り上げ210億円を目指す
配信日時:2014年2月23日 15時00分 [ ID:184]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

マーケティングと販促に12億バーツ(約36億円)をかけ、家電売り上げ70億バーツ(約210億円)を目指す、と語るボンチャイ営業・マーケティング部長代理。

2014年2月21日、日立セールス(タイランド)は、景気が低迷し消費が見込めないなか、顧客の購買意欲を刺激して家電製品を促販するため、12億バーツ(約36億円)の経費を費やすと発表した。

タイの家電市場全体は5~10%減少しているが、当社の売り上げは5%伸びた、とボンチャイ営業・マーケティング部長代理は語っている。

昨年のタイにおけるエアコンと冷蔵庫の需要はそれぞれ10%、5%伸びたが、洗濯機の売り上げが伸びず、家電製品全体の売り上げの足を引っ張る結果となった。日立セールス(タイランド)は、対策として、マーケティングおよび販売促進に費やす予算を通常の9億バーツ(約27億円)から12億バーツ(約36億円)に増やす。特にマーケティングを集中的に行ない、今年の売り上げ目標70億バーツ(約210億円)、または10%の成長(業界の予想成長率は5%)の実現を目指すという。

エアコンは売り上げに貢献する中心的製品で、ほこりの堆積と細菌の増殖を抑える日立独自の最新技術「ステンレス・クリーン」を採用したプレミアム・エアコンSX/SDシリーズを導入する。

消費者の購買意欲は現時点ではあまり高くないが、中流階層以上の顧客を対象とし、販促費のうち2億バーツ(約6億円)をエアコン販促に充て、15%の売り上げ増を目指す。

【編集:YK】

タイの新着ニュース