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東京国際映画祭=タイ映画「先生の日記」監督が舞台挨拶
配信日時:2014年10月23日 15時32分 [ ID:1139]
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タイ映画「先生の日記」は、爽やかなタッチで描かれる力作。ぜひ多くの人に見てもらいたい作品だ。ニティワット・タラトーン監督。主人公のТシャツなど2枚を来場者にプレゼントした。(写真は、上映後の舞台あいさつ。23日14時30分ごろ)
2014年10月23日、第27回東京国際映画祭がスタートした。国際交流基金アジアセンターと共同で、アジア映画を特集して上映する「CROSSCUT ASIA」部門を設立した。今年はタイ映画を特集し、ホラーや学園、歴史ドラマなど、最新のタイ映画8作品を上映する。
山間部の小学校に赴任した青年教師が、前任の女性教師と日記を通して語り合う「先生の日記」のニティワット・タラトーン監督が、上映後舞台挨拶をした。監督は「この映画には二つのメッセージがあります。お互いに日記を通して、会わなくてもインスピレーションを与え合う点。子供たちに教育の機会を与える大切さ。」などと話した。舞台の小学校の教室は、川の中にある・水上のいかだ分校。映像も雄大で美しく、ハラハラさせる一面もあり楽しめる力作だ。次回の上映は、10月29日(水)20時10分から、TOHOシネマズ日本橋。
この他の7作品は、タイの稲作文化のドキュメンタリー「稲の歌」(監督:ウルポン・ラクササド)。
佐賀県でロケ撮影の一部が行われたハートフルストーリー「タイムライン」(監督:ノンスィー・ニミブット)。
「ブンミおじさんの森」の編集技師で高く評価されたリー初監督作品「コンクリートの雲」(監督:リー・チャータメーティクン)。
新鋭監督3人がリレー形式で物語をつむぐオムニバスホラー「ラスト・サマー」(監督:キッティタット・タンシリキット、シッティシリ・モンコンシリ、サランユー・ジラーラック)。
太平洋戦争時の日本軍人とタイ女性のロマンスを描き、4回目の映画化となるタイの国民的物語「メナムの残照」(監督:キッティコーン・リアウシリクン)。
伝統舞踏に挑戦する男子高校生を描く「タン・ウォン 願掛けのダンス」(監督:コンデート・ジャトゥランラッサミー)。
ワンシーンワンショットで撮影した36の場面で、映画制作スタッフの男女の恋をテーマにした「36のシーン」(監督:ナワポン・タムロンラタナリット)の8作品となっている。
第27回東京国際映画祭はTOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズ日本橋、歌舞伎座を開場として、今日から31日まで開催している。
【編集:安麻比呂 】
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