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【コラム】歴代将軍様のお墓参りのドレスコード・北朝鮮
配信日時:2024年3月15日 7時45分 [ ID:9602]

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 ジーンズは、労働者の作業着であり、失礼になるからダメ。こういう認識が往々にしてあるが、1本何百万のビンテージもあれば、1本数十万円のこの世にひとつのデザイナーズブランドもあるんだけどなあ。そういう筆者の父は、メイドインUSAのはずのL社やE社のジーンズの縫製仕上げ工場を東北の片田舎でやってました、てへぺろ~東北の片田舎がUSAだったんだ~。

 そんな虐げられているジーンズですが、北朝鮮のドレスコードでもやはり虐げられている。金日成主席並びに金正日総書記の遺体安置所を訪れる場合は、ジーンズは禁止。ジーンズだけでなく、ミニスカートやTシャツ、サンダルなどいわゆるカジュアルは厳禁で、「地味である」「正装(略礼装含)」厳守とのこと。

 ここに参るためには、その韓国客たちの母国語が堪能な北朝鮮人のガイドが厳重に同行するので、隙を見て禁じられている服装でSNSへのアップなどは絶対できないシステムになっている。北朝鮮の伝統と習慣を尊重し、挑発的なことはしないことも約束させられる。

 北朝鮮は世界各国とローミング契約をしていないので、携帯電話は基本使えない。北朝鮮SIMを買えば使えるが、北朝鮮に住む北朝鮮人との通話はできない(なんのためのSIM? )。Wi-Fiもなく、メールはホテルのアドレスに送受信の「検閲されて」システム。それは、1通330円かかる(電電公社を思い出した)。

 そこまでして、多々雑費も高くて、お墓参りを観光に組み込む北朝鮮ツアーってなに? 。

【編集:fa】

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