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成田空港で、不法就労外国人対策キャンペーン
配信日時:2014年6月27日 10時56分 [ ID:647]

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不法就労外国人対策キャンペーン。

 2014年6月27日、成田空港第2ターミナルで、不法就労外国人対策キャンペーンが行われ、防止のためのリーフレットを配布した。

 東京入国管理局 北村成田空港支局長は、「6月を≪不法就労外国人対策キャンペーン月間≫と定め、啓発活動の一環として、外国人の不法就労の防止について理解と協力を求めるキャンペーンを行なっています。平成25年中に強制退去した外国人1万1428人のうち、不法就労は7038人で約62%です。外国人の雇用について正しく理解していただき不法就労を防止していきたい」と話した。

 成田空港 遠藤警察署長は、「不法就労者は、工場や工事現場、女性は飲食店等で働いています。仲介する悪質なブローカーが暗躍し、国内の治安に悪影響がおきることにもなります。成田空港が≪世界一安全・安心な空港≫になるよう治安維持にまい進していきます」などと述べた。

 不法就労者の国籍で最も多いのは、中国の2909人。フィリピン968人。韓国866人。ベトナム461人。タイ442人。インドネシア233人。スリランカ136人。ペルー107人。ネパール97人。ブラジル96人。その他723人。


【編集:安麻比呂】

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