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フィリピンは「日本人旅行者大歓迎」フェイクニュースを止めましょうと呼びかけー観光省
配信日時:2020年3月9日 19時00分 [ ID:6208]

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フィリピン保健省(DOH)https://philippines.travel/safeph

 2020年3月9日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が世界で拡大している。FBなどのSNSで、日本人はフィリピンに入国できない。フィリピンに入国しようとすると2週間隔離されるなどのデマが、流れている。しかし、日本からフィリピンへの入国は平常通りだ。

 フィリピン観光省東京支局日本語版WEBページは、新型コロナウイルス感染について掲載した。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する情報について

■安全に関する情報
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染が広がないように、フィリピン観光省は世界保健機関(WHO)と保健省(DOH)によって定められた安全プロトコルを確実に実施しております。現在、海外からの入国者の症例や地域感染を予防する一時的な入国制限やさまざまな措置を行っています。

■フライトに関する安全情報
フィリピンは世界の中でもいち早くコロナウイルス感染国からの一時入国制限を行いました。現在、次の一時入国制限を行っています。

<中国、香港、マカオ>
・14日間以内中国やその特別行政区からの渡航履歴のある外国籍の方の入国禁止。
・フィリピン人は中国やその特別行政区への渡航禁止。

<韓国の慶尚北道、大邱広域市、清道郡>
・14日間以内韓国の慶尚北道、大邱広域市、清道郡からの渡航履歴のある外国籍の方の入国禁止。

上記地域に渡航したフィリピン人や永住権を持つ外国籍の方は、14日間の検疫の義務を設けられました。

■フィリピン政府と観光産業の連携
国内に感染を広げないように、フィリピン政府は航空会社やホテルやリゾートやツアーオペレーターと連携し、予防措置のためのガイドラインを作成しました。

■出入国者に対する空港での対応
すべての入国者や出国者に対して、インフルエンザや風邪に似る症状の有無を確認しています。症状のある方は隔離し、検疫、監視を行なっております。

■飛行機の中での対応
・毎日の掃除と消毒。
・ハブ/ターンアラウンドクリーニングクルー表面のタッチアップトイレ。
・メンテナンスプログラム内部再循環フィルター。
・7日間ごとのディープクリーニングと消毒。
・リクエストがあれば、完全消毒の実施。

■ホテルとリゾートでの対応
・すべてのお客に対するサーマルスキャンの実地。
・熱や風邪のような症状のある方は入館を断り、最寄の病院を紹介。
・到着の2週間前に渡航した国や地域の確認。
・館内の消毒液の支給。

適格な安全プロトコルの実施の確保のため、フィリピン政府観光省はフィリピン観光省認定の宿泊先をお勧めしています。

■皆様へのお願い
COVID-19が更に広げるのを防ぐため、皆様に次のお願いをしています。

1. 頻繁に手洗いをしょう。
2. 咳をする時のエチケットを守りましょう。
3. ハンカチやティッシュを持参しましょう。
4. 咳やくしゃみの時、ハンカチ/ティッシュを使用して口と鼻を覆いましょう(ない場合、袖や肘の曲がりが口を覆うのにお勧めします)。
5. 咳をする際、他人との距離を取りましょう。
6. 公共の場で唾を吐かないようにしましょう。
7. 使用済みのティッシュを適切に捨てましょう。
8. くしゃみや咳をした後、手を洗いましょう。
9. アルコール/手指消毒剤を使用しましょう
10. 農場や保護されていない野生動物との接触を避けましょう。
11. 食材によく火通して調理しましょう。
12. 健康的なライフスタイルを維持しましょう。

■フェイクニュースを止めましょう
COVID-19の拡散よりも速いのは、ソーシャルメディアでの偽のニュース、偽情報、誤報の拡散です。不要なパニックを引き起こさないように、COVID-19に関する未確認のニュースの共有をやめましょう。

虚偽報告の拡散は、共和国法10175または2012年のサイバー犯罪防止法のセクション6およびセクション4(c)4(オンラインLibel)に関連する改正刑法第154条に違反しています。現在、フィリピン国家警察(PNP)は、偽のニュースを拡散している人に対して、すでにいくつかの訴訟を提起しています。

ウイルスの拡散を防ぐことは当然ながら、偽情報の拡散を防ぐのは重要です。事実を知りましょう。

【編集:UH】

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