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【タイ】観光客減少で集客に困惑=パタヤ
配信日時:2014年6月11日 12時15分 [ ID:583]
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2014年6月10日、夜間外出禁止令の解除は、海外からの観光客の多いパタヤ、プーケット、サムイ島の3カ所で3日から。クラビー、パンガー、フアヒン、チャアームの4カ所でも6日から解除されているが、観光客の復活にはまだまだ時間がかかりそうだ。
夜間外出禁止令の解除から、1週間たったパタヤでは、ホテルの稼働率も改善されず、パタヤ最大の規模を誇る、タイの歴史と文化を紹介するエンターティメント「アランカーン」も、空席が目立つ。歓楽街ウォーキングストリートは、深夜0時過ぎでも人通りはあるものの、集客に結びつきにくい中国やアラブからの旅行者が目立つ。
ウォーキングストリートでゴーゴーバーGINZA A GO GOを経営するS氏によると「3日の夜間外出禁止令の解除を受けて、12時以降も通常営業を行っており、ディスコは朝まで営業するなど通常と変わらない状況に戻ってきていますが、主要なお客様の来店数が伸び悩んでいます。政情を心配するヨーロッパ、日本、韓国などからの旅行者の回復が遅れています。前月比で、30~50%売り上げを落としている店も多いんです」と話す。
また、マッサージ店も、客数の減少に頭を悩めている。5月27日に、タイ政府観光庁が「タイは現在、軍による統治下にあるものの、観光には何ら支障がない」という趣旨のメッセージを総裁名で出しているが、それだけでは効果が低い。不安を煽る偏ったメディアの報道姿勢に、批判的な声も多く聞かれる。
【編集:安麻比呂】
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