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【タイ】おとりを使った置き引きにご注意!
配信日時:2015年2月5日 21時00分 [ ID:1507]

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知人と話しているところに(泥棒の)協力者Aが小銭を落として注意を引きつける。

 2015年2月1日夜9時頃、ある事件の被害者になった。

 知人とバンコク都心アソーク付近のロビンソン・デパート1階にあるマクドナルドでコーヒーを飲みながら話をしていると、アラブ系らしき人物が近くで小銭を落とした。その人物が去った数秒後、何かおかしいな、と思い、とっさに横を見ると、置いてあるはずのカバンがない! やられたと思った。

 すぐにマクドナルドの外に出て、周りを見渡すと、コソコソと隠れるように去ってゆこうとする人物を発見。

「カモーイ(どろぼう)!」と叫びながら追っかけ、知人と共にその人物を捕まえた。カバンはなぜかその人物の近くに放置されていた。

 人溜まりのなか、やって来た警官とルンピニ警察署に向かい、そこで事情聴取。結局、2人組で、1人が注意を引き付け、もう一人が置き引きするという手口だと分かったが、注意を引き付けた人物は捕まえたものの、実際にカバンを盗んだもう一人が特定できず、逮捕には至らなかった。

 その後、自宅に戻ったが、歳を考えずに急に走ったため、ふくらはぎは肉離れを起こし、さらに、夜の寒い部屋での事情聴取だったため、風邪も引いてしまうという災難に見舞われてしまった。

 カバンが無事だったのは不幸中の幸いではあるが、「人災は気が緩んだ頃にやって来る」と反省することしきりだった。


【編集:YK】

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