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国際協力銀行、広島アルミニウム工業のベトナム現地法人へ融資
配信日時:2014年7月27日 0時19分 [ ID:733]

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各種鋳造方式による自動車用アルミニウムおよび樹脂製品。

 2014年7月23日、国際協力銀行(以下、JBIC)は、「海外展開支援融資ファシリティー」の一環として、広島アルミニウム工業株式会社(以下、広島アルミ)のベトナム法人HALベトナム株式会社(以下、HALV)との間で、JBIC分として500万ドル(約5億円)を融資限度とする貸付契約を締結した、と発表した。

 2013年10月のHALV向けに実施した融資と同様、今回の融資はHALVの自動車部品(エンジン及び変速機関連のアルミニウム鋳物製品)の製造工場の新設及び既存工場の増強に必要な資金を融資するもので、三井住友銀行等との協調融資になる。

 広島アルミは、自動車部品等の製造・販売事業を行なう中堅企業で、2002年にベトナムにおいて、HALVを設立、大手自動車関連メーカー(ベトナム現地子会社を含む)に自動車部品を納入してきた。

 アジアを中心に、今後も自動車部品の需要拡大が見込まれる中、主要取引先のニーズに応えるべく、広島アルミはHALVの自動車部品生産能力の強化を決めた。


【編集:YK】

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