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伊藤忠商事、タイのCPグループと業務・資本提携
配信日時:2014年7月25日 12時06分 [ ID:729]

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東京都港区北青山にある伊藤忠商事の東京本社ビル。

 2014年7月24日、伊藤忠商事は、アジア有数の大手複合企業の一つであるタイのチャロン・ポカパン・グループ社(以下、CPG)と、CPGを中心とする企業集団(以下、CPグループ)双方の企業価値向上と協力関係の強化のために資本提携を含む業務提携契約を締結した、と発表した。

 伊藤忠商事とCPGは、アジア地域を中心とした食料・化学品・情報通信・金融等を含む非資源分野における事業拡大、タイ・中国・ベトナムなどを中心としたアジア地域における飼料・畜産・水産関連分野での推進並びに同地域への原料供給体制の整備を共同で開発する。

 資本提携については、伊藤忠商事が中国とベトナムにおいて、飼料・畜産・水産関連事業を営むCPポカパン株式会社(以下、CPP)の25%の株式(議決権数ベース)をCPFとその子会社から取得。CPPはCPグループの中核企業であり、農作物・飼料・畜産物・水産物等を取り扱うチャロン・ポカパン・フーズ社(以下、CPF)の子会社で、株式取得に約870億円を見込む。

 一方、伊藤忠商事が行なう第三者割当増資に対して、CPGが設立した完全子会社が約4%、CPGの完全子会社と日本政策投資銀行(以下、DBJ)が折半出資する投資事業組合が約0.9%、合計約4.9%を引受ける。


【編集:YK】

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