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三菱航空機、ミャンマーのエア・マンダレー社からMRJ90を10機受注
配信日時:2014年7月18日 14時13分 [ ID:709]

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MRJ90は70~90席クラスの次世代民間旅客機。

 2014年7月15日、三菱航空機は、ミャンマーのエア・マンダレー社(以下、AML)と、「MRJ90」10機(確定6機、購入権4機)の購入の正式契約を締結した、と発表した。

 今回の契約締結は、日本の次世代リージョナルジェット機であるMRJの高い経済性と信頼性が評価されたもので、エア・マンダレー社への納入は2018年に開始する。

 エア・マンダレー社は、ミャンマーのヤンゴンに拠点を置く航空会社で、現在3機のターボプロップ旅客機を保有。リージョナルジェット機の導入により、運航能力の拡大を目指す。最新技術を採り入れた次世代のリージョナルジェット機MRJの導入は、AMLのアジア域内の事業拡大に大きく貢献する。

 MRJはこれまでに、全日本空輸(ANA)から25機(確定15機、オプション10機)、米トランス・ステーツ・ホールディングス社(TSH)から100機(確定50機、オプション50機)、米スカイウェスト社(SKW)から200機(確定100機、オプション100機)を受注しており、MRJの合計受注機数は325機(確定165機、オプション160機)となる。

 今後、成長が見込まれているアジア市場では、2032年までにおよそ1000機のリージョナルジェット機の需要が見込まれ、今回の基本合意を皮切りに、アジア地域での営業活動を活発化させ、MRJの拡販に注力する。

【編集:YK】

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