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商船三井ロジスティック、ベトナム6番目の拠点となる事務所を開設
配信日時:2014年7月14日 9時00分 [ ID:696]

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航行中の商船三井ロジスティックのコンテナ船。

 2014年7月9日、商船三井ロジスティクスのベトナム現地法人であるMOLロジスティクス(ベトナム)株式会社(以下、MLGベトナム)は、2014年4月にベンチェ省に事務所を開設した、と発表した。

 ベンチェ省は、ホーチミン市の南西約86キロメートルに位置するメコンデルタ・エリアを形成する13の省の一つで、肥沃な土地に恵まれており、すでに2つの工業団地が整備されている。

 地方展開に広がりを見せるベトナムにおいて、自動車関連産業をはじめ製造業の同省周辺地域への新工場設立の動きが活発化している。

 MLGベトナムは、ホーチミン市よりさらに南のメコンデルタ・エリアに新たな拠点を開設したことで、周辺地域進出の顧客向けに行なっている生産機械・工場設備の輸入通関、国内輸送、据付搬入作業等の物流サービスを、よりきめ細やかに提供する体制を整えた。

 ベンチュ省管轄税関での通関業務、立ち会い作業面においても迅速かつ円滑に行ない、サービス品質の一層の向上が図れる。

 MLGベトナムは2005年11月に、商船三井ロジスティクス、清和海運、ベトナム・パートナーの合弁企業として資本金15万米ドル(約1億5000万円)で設立。ベンチェ事務所開設により、ホーチミン本社、ハノイ支店、ハイフォン、ハイズン、タイビン各事務所と合わせ、計6拠点体制となった。


【翻訳/編集:YK】

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