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日産、次世代ピックアップトラックを生産する新工場をタイに開設
配信日時:2014年7月5日 13時40分 [ ID:674]
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2014年7月3日、日産自動車(以下、日産)は、次世代型ピックアップトラック「NP300ナバラ」のハブ工場となるタイで2番目の工場を開設した、と発表した。世界45か国に向けて輸出する。
日産は、タイをアジアの成長戦略に不可欠な重要なマーケットとして位置づけ、工場2か所を有し、輸出と生産を担うアジアのハブとしている。
「NP300ナバラ」には、デイタイム・ランニング・ライトを搭載したLEDプロジェクターヘッドランプ、新2.5L YD エンジンなどの日産の持つ最新技術が組み込まれている。
今回、58万平方メートルの敷地面積を持つ工場施設に37億バーツ(約111億円)を投資、2000名の新たな雇用を創出する。フル稼働時の生産能力は年間15万台に達する見込みだ。新工場で生産する車両の半数以上は、海外市場へ輸出、残りはタイ国内市場で販売。エンジン製造工場を含む生産車両の現地調達率はすでに85%に達する。
新工場では7月1日にピックアップトラック「NP300ナバラ」の生産を、7月3日から販売を開始した。モデルは2タイプあり、キングキャブは57万5000万~84万2000バーツ(約172万5000~252万6000円)、ダブルキャブは65万6000~99万6000バーツ(約197万7000~298万8000円)の価格帯での販売を予定。納車は8月中旬開始を予定。
日産はまた、1億6200万バーツ(約4億8600万円)をゼロ排出プログラムに投じ、逆浸透リバースオスモシス(リバースオスモシスRO)プロセスを通して、すべての産業廃水の再生利用を行なう。業者や従業員に対して、廃棄物管理や資源削減についての認識を高めるトレーニングも継続する。
【編集:YK】
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