ラオスのニュース

【ラオス】日立三菱水力、発電所の機電設備工事を受注
配信日時:2014年7月3日 10時00分 [ ID:668]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

2基の主発電所と1基の副発電所により構成される。

 2014年6月30日、日立三菱水力株式会社(以下、日立三菱水力)はラオスのナムニアップ1パワー・カンパニー・リミテッド社からナムニアップ1水力発電所の機電設備工事一式を受注した、と発表した。

 ナムニアップ1水力発電所はコンクリートダムとしてはラオス最大のもので、貯水量は黒部ダムの11倍。水力発電所の機電設備は136MW(メガワット)フランシス式水車発電機2台と18MWバルブ式水車発電機1台により構成され、日立三菱水力は、水車・発電機・制御装置・変圧器・開閉機器、その他周辺付帯機器の設計・納入から据付・試験までを一括で請け負うターンキー方式で設備を提供する。

 2019年1月末の商業運転開始に向けて工事を遂行し、発電される電力はラオス国内及びタイへ供給される。

 水力発電は、温室効果ガスの排出が最も少なく、長期間にわたり安価で安定した電力を供給できる、地球環境および人類社会にとって最もやさしい再生可能エネルギー。豊富な水力資源を有するラオスにおいて、日立三菱水力は1971年のナムグム1水力発電所向け工事を受注して以来、40年あまりの長きにわたり、ラオスの水力発電所建設および保守に参画してきた。


【編集:YK】

ラオスの新着ニュース