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フィリピン・ルソン島カビテ市(Cavite city)『強力な自宅待機と移動制限』5月1日から
配信日時:2020年4月29日 6時30分 [ ID:6347]

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新型コロナウィルス全世帯調査を実行中のマクタン島ラプラプ市防護服を着用し検体採取作業へ(準備中の様子・2020年4月28日朝、ラプラプ市JALアパート付近で撮影)

 2020年4月28日、フィリピンでの新型コロナウィルス感染確認者は7,958人、死亡者530人、回復者975人となった。各地で警戒が強まっている。

 新型コロナウィルス感染確認者が多く見つかっている、ルソン島カビテ市(Cavite city)では、5月1日から5月15日まで、強力な自宅待機と移動制限が実施される。

 セブ市内のギナティラン(Ginatilan)地区では、生活困窮者に新鮮な鶏肉が配布された。富裕層のグループは、セブ刑務所の受刑者にマスクを寄贈した。

 マニラ市では、生活困窮者ではない6人が6,000ペソの生活支援金を受け取っていたことが判明し、返還請求を行った。

 タワタワの葉(Tawa-tawa leaves)や、ココナッツオイルから、新型コロナウィルスの治療薬を作る研究が行われている。

 マクタン島ラプラプ市では、新型コロナウィルス全世帯調査が行われており、JALアパート付近でも市の職員らが防護服を着用し検体採取作業を行っていた。世帯の中の1人から、長い綿棒で喉の奥の粘膜を擦り検体を採取。体調の悪い人がいる世帯では、全員の検体を採取する。日本から寄贈された消防車も警戒にあたっていた。

【編集:Eula Casinillo】

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