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ミスタイランド・ワールド2014がバンコクで開催=優勝者は賞品総額約4200万円
配信日時:2014年6月23日 11時26分 [ ID:634]

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水着審査ではメーヤーさんのプロポーションの良さが話題になっていた。

 2014年6月21日、バンコクのラップラーオにあるセンタラ・グランドホテル5階ホールで開催された美人コンテスト「ミス・タイランド・ワールド2014」の最終選考会の模様が3チャンネルで放送され、メーヤーことノンタワン・トーンレンさん22歳が栄冠に輝いた。

 賞金100万バーツ(約300万円)と総額1300万バーツ(約3900万円)の賞品を獲得したメーヤーさんは、タイ南部スラータニーの出身。173センチ、49キロ。細身の長身で均整の取れたボディーラインは、水着審査では特に目を引いていた。

 当日の最終選考会には28人がステージ上に上がり、その後、10人、5人、3人と絞り込む形式で進められた。

 メーヤーさんは、バンコクのパタナカーンにあるスタンフォード大学で学び、これまで歌手志望としていくつもの歌謡コンテストで優勝をしてきた。実は、Rサヤーム社からのデビューも進められてきたが、今回の受賞で3年間はテレビ局3チャンネル専属となるため、歌手デビューは、しばらくお預けとなるという。

 タイでのこうしたコンテスト、特にバンコクでの最終選考に勝ち残り、優勝してきたのは外国人とのハーフが多いのが慣例であり、総じて色白と相場が決まっていた。

 しかし、メーヤーさんは純粋なタイ人として、しかも決して色白と言えないどころか、参加者の中でも一番の色黒。今回の結果は、美白賛美のタイでの女性像に一石を投じる結果となるのかも知れない。

 また、同様の美人コンテスト、ミスタイランドユニバースでは、SNSなどでファンの選考への不満や赤服差別発言などから、優勝者が辞退する騒ぎになっているが、タイにはそのユニバースとこのワールドを含め、いわゆるミスコンと呼ばれるコンテストは地方ごとにも毎年行なわれている。


【翻訳/編集:そむちゃい吉田】

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