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【タイ】日産、新型「NP300 ナバラ」をバンコクで初公開=7月から生産を開始
配信日時:2014年6月13日 10時00分 [ ID:595]

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日産が注力した「NP300 ナバラ」。タイでの生産は7月に開始。

 2014年6月11日、日産自動車株式会社(以下、日産)は、タイのバンコク市内で、新型1トンピックアップトラック「NP300 ナバラ」を世界で一番最初に公開した。

 日産の80年におよぶピックアップトラックのノウハウと信頼性をもとに開発された新型「NP300 ナバラ」は、多くの先進技術の搭載に加え、快適性と利便性を提供することにより、ビジネスユースからプライベートまで対応。また、標準ボディーとワイドボディー、キングキャブまたはダブルキャブ、そして四輪駆動と二輪駆動など、ボディータイプとパワートレインを幅広くそろえたモデルとなっている。

 パワートレインは、クラス最高レベルの燃費と排出ガス性能を実現し、高出力と優れた加速も実現した。改良型の2.5L、DOHC直列4気筒ディーゼルエンジン(YD25DDTi)、または、2.5L直列4気筒ガソリンエンジン(QR25DE)をラインアップ。「YD25DDTi」エンジンの最大出力は140kWと120kW/3600rpm、最大トルクは450Nmと403Nm/2000rpmで、電動アクチュエーター付きターボチャージャーにより過給圧が増大する。燃費は現行モデルから約11%向上した。

 トランスミッションは、7速オートマチックまたは6速マニュアルから選択可能。7速オートマチックトランスミッションは、低速での燃費の良さに加えて、加速性能の向上、幅広い速度域を実現するためのギア比の拡大、滑らかな加速とギアチェンジを実現した。

 本モデルは、中部サムットプラカン県に建設した7月3日開所予定の第2組立工場にて生産する。新工場では輸出向け、国内市場向け、それぞれ50%の割合で生産し、当初は年産7万5000台で始めるが、将来は15万台まで増産可能。今回のタイでの生産・輸出の開始を皮切りに、今後180か国以上での販売を予定している。


【翻訳/編集:YK】

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