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タイ東北部、雨季入りで奇妙なアーチ雲を観測=直後に激しい暴風雨
配信日時:2014年6月12日 10時51分 [ ID:588]

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このアーチ雲が観測された直後、市内は全域で暴風雨に見舞われた。

 2014年6月10日午後、雨季に入ったタイ東北部ウドンタニー市内で珍しい巨大な積乱雲が観測された。丸く弧を描くような様からアーチ雲、あるいはアーカス雲と呼ばれる現象だという。

 地元では、この現象は今月2度目だという。また昨年、北部チャンライなどでも観測されている。この雲の下では、通常の積乱雲よりも激しい風雨に見舞われるため、タイ気象庁では警戒を呼びかけている。

 また、この時の暴風に伴う被害などは報道されていない。

 アーチ雲は、積乱雲の下底部に見られ、特に、大気の不安定によって発達した局地的な寒冷前線の前線面に沿ってでき、激しい対流をともなうことが多い。また、それが移動しているということを示し、その前後の時間に突風や大雨、雷、雹などの荒れた天気が発生することが多い(Wikipediaより)。


【翻訳/編集:そむちゃい吉田】

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