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【タイ国際旅行博2019】東京モノレール、国際旅行博で認知度向上・利便性と安全をアピール
配信日時:2019年2月24日 9時15分 [ ID:5524]

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JR東日本グループのブース 東京モノレール小栗社長(左)と坂東部長(右)

 2019年2月13ー17日、バンコク都心クイーンシリキット国際会議場で「タイ国際旅行博2019」が開催された。日本の地方各地や世界各国からタイ人観光客の誘致合戦が繰り広げられた中、JR東日本グループも出展。

 24回目となるタイ国際旅行博は、近年のタイ人の所得上昇に伴って、回を重ねるごとに活気を帯びたものになっている。特に日本関係の出展は、外国からの出展全体の3分の1以上を占めていた。日本ブースの通路は歩くのに苦労するほどで、北海道や沖縄、そして静岡県伊豆地方や千葉県など各ブースには多くの来場者がひっきりなしに訪れ、日本旅行ブームがまだまだ続いていることが伺えた。

 その中でJR東日本グループの東京モノレール小栗彰社長に話を聞いた。

今回の主な出展目的は?

「タイの人々に東京モノレールを知ってもらうことが、一番の目的です」

どんな点をアピールされていますか?

「まず羽田空港から山手線などに直結している利便性です。さらに世界に誇る定時運行と安全性ですね。国際線ターミナルからすぐに乗車できますし、JR各線への乗換えもスムーズになっています。また、今後予定されている飛行機の増便に対しても、この利便性を損なうことなく対応する予定です」

今回、特に工夫されていることなどは?

「この旅行博の期間中、地下鉄スクンビット駅構内にスペースを借りて、案内をしています。タイでも大人気だというHKT48指原莉乃さんの等身大パネルを中心に、BNK48の曲を流すなど注目してもらえるように工夫して見ました」

他にタイからの旅行者に知って欲しいことなどは?

「車窓からの景観にもたくさんの見所がありますね。そしてできれば、途中下車していただいて、天王洲アイルや大井競馬場、4月なら流通センターの桜並木など、ぜひ立ち寄っていただきたい魅力的なスポットもたくさんあります。この辺は品川区や大田区などとも連携して、より多くの情報を発信できればと思っています。また、東京オリンピックを控えて外国語での案内や緊急時の対応なども拡充させていきます」

 日本の首都東京の玄関口を支える交通機関として、年々増加している世界中から旅行で訪れる観光客を、真っ先に迎えるモノレール。バンコクにもモノレールの建設計画があり、東京モノレールについては将来的な交通機関として関心を寄せているタイ人も少なくない。昨年タイの旅番組TADAIMAがロケで訪れた際の取材時に「バンコクにも同じモノレールができたら便利になるね」などと言った声が上がっていた。

 東京モノレールでは今年、このタイをはじめシンガポールなどでも、こうした旅行博など通じてより認知度の向上を計って行く予定だという。

【取材/撮影:TS】

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