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【タイ】未亡人の赤いパンティーが雨除けに効果を発揮?
配信日時:2014年6月1日 19時34分 [ ID:551]

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処女がレモングラスを摘み取り、逆さに植えて、線香と祈りを捧げると、雨が降らない、とタイでは昔からの言い伝えで信じられている。

 2014年6月1日、タイメディアによると、未亡人の赤いパンティーが雨除けに効果を発揮した事例を紹介している。

 雨季に入ったタイでは、屋外のイベントは、ほとんどできなくなる。それはいつ降雨に見舞われるか分からず、一度降り出すとスコールとなり、周辺が水浸しになることが多いからだ。それでも、屋外でイベントを挙行しなくては行けない時、タイ人は迷信を頼りに雨が降らないことを祈る。

 日本で「てるてる坊主」を軒先に吊るすのと同じような迷信がタイにもある。最も有名で効果があると言われているのが、処女の少女にレモングラスを摘み取らせることだという。しかし、近年では、少女はともかく、処女を見つけることが難しくなっているところでは、未亡人の赤いパンティーを竹竿に旗のように掲げている。

 とある地方の村で、屋外イベントを挙行する際、降り出しそうな雲行きだった。イベントの世話役は、昔からの言い伝えにしたがって、少女を捜したが、処女が見つからなかった。そこで、村の数人の未亡人にあたると、一人の女性が赤いパンティーを差し出した。

 イベントの期間中ずっと竹竿に掲げられたパンティーに、雨の神への供物として、9匹のカニと16本の線香を供える。果たして、あれほど空を覆っていた雲は嘘のように晴れわたり、イベントは無事に開催されたという。


【翻訳/編集:そむちゃい吉田】

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