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北朝鮮でまん延する権力による性暴力は、根拠のない虚偽・ねつ造と反論ー朝鮮中央通信
配信日時:2018年11月5日 7時00分 [ ID:5335]

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金正恩党委員長が朝中芸能人の合同公演を鑑賞から(朝鮮中央通信WEBサイト)

 2018年11月4日、朝鮮中央通信日本語版WEBサイトは、国際人権NGOのヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW: Human Rights Watch、本部ニューヨーク)がソウル市内で記者会見を開き、北朝鮮で権力を利用した女性への性暴力がまん延している実態を明かした件に対して、根拠のない虚偽・ねつ造だとする朝鮮人権研究協会スポークスマンの談話を伝えた。

 (朝鮮中央通信日本語版WEBサイト原文のママ)われわれを無鉄砲に敵視するのに慣れているHRWのようなえせ人権団体が発表した「報告書」は、祖国と人民に対して罪を犯し、自分を産んで育ててくれた父母と子息までためらわずに捨てて逃走した一握りの人間のくずが自分らの汚らわしい命を維持するためにやたらに提供するものをかき集めた天下にまたとない卑劣な謀略文書として、われわれはそれに対して論議する必要さえ感じない。

 問題は、このような「報告書」発表劇と時を同じくして反朝鮮御用ラッパ手がわいわい騒ぎ立てていることである。

 朝鮮半島で和解と協力の大河が流れ、朝鮮半島と地域の恒久的で強固な平和体制樹立のための努力が傾注されている時に、このような不正常で挑発的な言動が出ていることに対してわが人民はもちろん、世界が驚愕を禁じ得ずにいる。

 これは、朝鮮半島の平和と安定を願わない敵対勢力が朝鮮のイメージに泥を塗ろうとする政治的謀略策動の一環であり、朝鮮半島の平和と繁栄の流れを逆転させようとする危険極まりない挑発行為である。

 朝鮮人権研究協会は、敵対勢力が繰り広げた反朝鮮「人権」騒動をわが国家に対する重大な政治的挑発行為、わが女性の神聖な尊厳を冒とくする反人倫的な妄動として断固と排撃し、峻烈に断罪、糾弾する。
わが国では、女性が男性と同等な権利を行使しており、国家活動と社会生活の全ての分野で女性の発展と権利保護増進のための多くの法律的・行政的措置が講じられている。

 にもかかわらず、根拠のない虚偽ねつ造資料を流していわゆる「人権」うんぬんを並べ立てているのは、朝鮮の自主権に対する重大な侵害であり、社会主義文明を思う存分享受しているわが人民に対する我慢できない冒とくである。

 朝鮮人権研究協会は、今回の「報告書」発表劇がわが国家の自主権と尊厳に対する露骨な侵害になるだけに、「報告書」の作成および発表劇に加担した者とそれに追従している者を明かして朝鮮法に準じて法律的責任を負わせることに関する問題を当該機関に提起した。

 「人権擁護」の仮面をかぶって女性の尊厳までめった切りにして反朝鮮謀略騒動に熱を上げている敵対勢力の悪らつな策動によって、せっかくもたらされた朝鮮半島での平和と安定の雰囲気に影が差すようになれば、その責任は全的に反朝鮮人権団体とそれをあおり立てている敵対勢力が負うことになるであろう。

【編集:WY】

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