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日本人観光客は規範とするべき重要なクオリティーツーリストータイ国政府観光庁会見
配信日時:2018年6月5日 9時15分 [ ID:5070]

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クラビー(タイ国政府観光庁 提供写真)

 2018年5月18日、タイ国政府観光庁(TAT)は、東京・帝国ホテルで『アメージング・タイランド・ラグジュアリー・ロードショーin 東京』を開催した。

 来日した、タイ国政府観光庁 ランチュアン・トーンルット東アジア局長が記者会見を行い、今後のタイ観光市場と日本人観光客について以下のように語った。

 日本からタイを訪れる観光客は、残念ながら年々順位を下げています。しかし、これは中国や近隣国からの観光客の増加が著しいためで、人数が減っているという訳ではありません。

 その中で日本人観光客をタイ政府が重要視しているのは、クオリティーツーリストであること。これは、礼儀正しく、マナーが良いこと。これらは、皆様をお迎えするタイ人一人一人がまだまだ学び習得するべきことです。私たちが今掲げている質の向上においても、より上質なものを提供する上で欠かせない基本となるもの。より多く日本からの観光客が、より深く、広く、地方の隅々にまで行って下さることで、迎える私たち自身も成長をすることができると信じています。タイの観光産業を持続可能なものするするためにも、日本からの観光客は、重要な存在と認識しています。

 そこで、オススメしたしたい地方の新しい観光地をいくつかご紹介しましょう。

チェンライ
北部山岳部でミャンマー、ラオスと国境を接するチェンマイの近くです。少数民族が多く住み、それぞれ独自の歴史と文化が残っていますし、芸術家の村もあります。

ナーンとプレー(北部)
小さいが古く歴史のある街、藍染が盛んでモーホームという伝統的な衣装が、タイ全土にも有名です。バンコクから直行便も毎日就航しています。

ロッブリー
中部、世界遺産の古都アユタヤとスコータイの間に位置していて、かつては王都の衛星都市として栄えていました。アユタヤは破壊された歴史がありますが、ここはそれを逃れた遺跡も残っていますし、野生の猿が街中を闊歩していることでも有名です。

ホワヒン
タイ南部への入り口に位置していて、かつてラマ9世が長く保養されていた事で、別荘地、高級リゾートとして有名ですが、日本の観光客はなぜかまだまだ少ないようです。

クラビー
プーケットからも近いビーチリゾートですが、バンコクからの直行便もあるのでアクセスもいいです。ピーピー島、ランタ島などいくつもの島が点在していて、環境重視でエンジン付きのマリンスポーツが禁止されているので、安全に静かに過ごしていただけます。

 こうした安全性や環境面を重視した点は、日本の皆さんが重要してされていると共に、女性への配慮としても取り組んでいます。続いて、女性の皆様へお伝えしたいことがあります。 

(つづく)


【翻訳/編集:そむちゃい吉田】

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