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日本政府観光局、4月の訪日外国人数は過去最高と発表
配信日時:2014年5月24日 12時06分 [ ID:500]

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日本の象徴、富士山と桜は外国人の人気も高い。

 2014年5月21日、日本政府観光局(JNTO)は、訪日外国人数、出国日本人数を発表した。2014年4月の訪日外国人数は前年同月比33.4%増の123万2000人で、これまで4月として過去最高であった2013年の92万3000人を大きく上回った。また、2014年3月に記録した105万1000人をも上回り、2か月連続で年間を通じ、単月として過去最高を記録した。

 中国からの訪問客は2013年4月、10万160人だったが、翌年の2014年4月は19万600人と90.3%の伸びを示した。これは、昨年伸び悩んだ桜シーズンの訪日旅行需要の反動に加え、上海発の大型クルーズ船(9隻)の寄港なども寄与していると分析。

 東南アジアでは、1万2943人から2万9700人へと129.5%の伸びを示したフィリピンを筆頭に、1万4716人から2万5200人へと71.2%伸びたマレーシア、6万212人から9万9400人へと65.1%へと伸びたタイ、1万2136人から1万7900人へと47.5%伸びたベトナムが続く。これらは2013年7月からのタイとマレーシア国民に対するビザ免除、フィリピンとベトナム国民に対する数次ビザの発給の影響が大きい。

 一方、韓国からは20万4229人から19万4000人と5%減少した。4月16日に発生した旅客船沈没事故の影響としているが、加えて昨今の日韓の政治的関係も影響していると考えられる。

【翻訳/編集:YK】

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