タイのニュース

福島県の魚をタイが一番最初に輸入! しかし紹介記事のタイトルは「気色悪い」
配信日時:2018年3月9日 9時15分 [ ID:4951]

このエントリーをはてなブックマークに追加

写真をクリックすると次の写真に切り替わります。

バンコク港に並ぶ外国からのコンテナ船(資料写真)

 2018年3月5日、タイメディアによると、原発事故以来輸出を禁じられてきた福島県産の魚類を、タイが世界で一番最初に輸入した国となった。

 福島県の魚は、2月28日福島県相馬港を出港し、3月2日にバンコク港に到着。その後、バンコク都内の日本料理レストランなどに配送された。

 記事では相馬漁業協同組合代表の言葉として、福島の魚は日本が国で定めている基準値を下回っているので、安心して食べてもらいたい。これを機会にもっと多くの国にも受け入れてもらいたい。と紹介されている。

 記事の本文中では上のように福島側の安全性をアピールするコメントが記載されているものの、しかし、そのタイトルには、気色悪い! と言った意味のタイ語が綴られている。

 事故から丸7年が経過して、すでに固定概念になっている現状が伺える現状に、日本としてもフクシマをよりしっかりバックアップするためにも、安全性についてより国を挙げて世界に発信するべきだろう。


【翻訳/編集:Tawan】

タイの新着ニュース