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徳島商高とカンボジア日本友好学園「まんじゅうプロジェクト」-JICA
配信日時:2018年2月19日 9時15分 [ ID:4902]

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式典当日にふるまわれたアイス

 2018年1月22日、JICAカンボジア事務所が発行するカンボジアだよりNo77に『徳島商高とカンボジア日本友好学園、まんじゅう製造や農産品加工の食品工場を建設』と題する記事が掲載された。

 (記事)徳島県の徳島商業高校などが、JICAの草の根技術協力事業でプレイベン州のカンボジア日本友好学園内に建設していた食品製造・加工場が、12月に完成しました。

 徳島商高は、2012年から友好学園への支援を開始し、2014年からは、まんじゅうなどの商品の共同開発に取り組んでいます。

 食品工場は鉄筋コンクリート平屋で約400平方メートル。周辺の村から5人を雇用していますが、将来的には15人まで雇用を増やす予定です。

 工場では、共同開発したまんじゅうやアイスクリームをカンボジア国内向け商品として製造し、カシューナッツやコショウなど地元の産品を日本向け商品として加工、輸出する計画です。目標は年商5000万円です。商品の収益は、友好学園の運営費に充てられます。

 徳島商高では、友好学園との草の根技術協力事業をきっかけに、同校内に模擬会社「ComCom(コムコム)」を立ち上げました。現在ComComに参加する生徒は35人ですが、卒業生も協力をしているとのことです。両国の若者による息の長い交流が続いています。

【編集:YA】

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