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ミャンマー初のIPO、滑り出し「上々」地元TMHテレコムーヤンゴン証券取引所
配信日時:2018年1月26日 17時15分 [ ID:4893]

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1月26日に行われた上場記念セレモニー(ヤンゴン、撮影:北角裕樹)

 2018年1月26日、ヤンゴン証券取引所で、地元の通信関連企業「TMHテレコム」がミャンマー初のIPO(新株発行を伴う株式公開)を行った。公開価格の3000チャットに対し、同日終値では3200チャットとなった。同社は携帯電話用の電波塔の建設や保守を手掛けており、今回のIPOで調達した資金は、シャン州などでの電波塔建設に充てる。同社の2017年3月期の売り上げは約95億チャット(約7億6000万円)、従業員数は約400人。

 同日の午前の取引では、3250チャットの高値をつけ、同社のティハルイン社長は「いい値がついた。これからもっと上がるだろう」と期待を込めた。とある市場関係者は「ストップ高になり加熱するのではなく、上々の滑り出しだ」と解説している。

 同証取は現在は外国人が株を買うことができないが、2018年の8月には新会社法の試行が予定されており、それに合わせて外国人取引が解禁されるとの期待が広がっている。

【編集:北角裕樹】

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