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【タイ】二転三転の「バンコク北バスターミナル」移転先は、昔あった場所へ
配信日時:2017年7月11日 9時00分 [ ID:4444]

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大型バスとミニバスで周辺にも交通渋滞を引き起こしている現在の北バスターミナル(資料写真)

 2017年7月10日、バンコク北部ランシットへ移転。いや今の場所に留まる。と移転先が二転三転していた北バスターミナルが、結局は現在の場所に移転する前、現在はBTS車両基地として使われている場所に移転する事になりそうだ。

 トランスポート社が発表したところによると、2023年までに200kmを超える長距離バスについて、BTSモーチット駅横の車両基地内に移転。また、200km以下のバス(ミニバン)については最大600台までをバンスー地区に留めるという。

 また、距離によって発着が分かれると利便性が損なわれるのではという意見に対しては、モーチットはバンスーをに寄る事、二つターミナル間に歩道橋を設ける、シャトルバスの運行などして連結性を保つとしている。

 現在の北バスターミナル周辺は、深刻な交通渋滞を引き起こしていることと、タイ国鉄が隣接地にターミナル駅と車両基地を新設していることなどから、この数年移転が検討されており、一度はバンコク北部ランシットへの移転が決定された。しかしその後、タイ国鉄との交渉結果として、現在の場所に留まる方向だと発表されていた。こうした経緯から今回の発表も、また覆るのではないかと見る向きも少なくない。


【翻訳/編集:Tawan】

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