TODAY 2024年3月29日
タイのニュース
タイの交通違反、主力の取り締まりはカメラに移行ー渋滞緩和にも有効
配信日時:2017年5月18日 9時00分 [ ID:4302]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
2017年5月18日、交通マナーが日本と比較してあまりよくないタイ。しかし、タイ警察の取り締まりや一般ドライバーの運転マナーが向上し、2000年以前と比べてかなりよくはなっている。特に監視カメラなどによる違反者への自動取り締まりも一般的になり、それが抑止力となるのか、高速道路などはそこそこ安全性がよくなったように見受けられる。
例えば、バンコク中心部から郊外に延びる高速道路や幹線道路の要所には、日本でオービスと呼ばれる自動速度違反取り締まりカメラが設置されている。カメラ周辺には自動カメラ設置を告知する看板も立てられている。違反者が自動カメラに捕捉されると、数日後にその自動車の持ち主に違反金の支払い通知が届く。
自動カメラはほかに、バンコク都内などの交差点にも設置され、赤信号無視の車を撮影し、持ち主へと違反通知が送付される。これによってバンコクの信号無視の件数はかなり減った。
タイの違反自動取り締まりカメラでは、運転者までは特定できず、基本的にはオーナーに反則金の支払い命令が届いてしまうという問題点はある。レンタカーやリース車では運転者ではなく、貸した側の会社などに通知が行くという。
そういった問題はあるものの、以前は速度取り締まりはスピードガンやカメラなどによる警察官の手動でのもので、違反切符を切るために交通規制を行い、渋滞が発生していた。違反していない運転手も迷惑を被っていたが、カメラによって後日請求となったことで、取り締まりの渋滞は解消されている。
違反金はタイの道路交通法で上限が決まっているが、カメラの自動取り締まりの場合、400~500バーツ(約1200~1500円)が請求される。
【執筆:高田胤臣】
|
|
<< 関連記事 >>
タイの新着ニュース
人気ニュースランキング
[ タイ ]
AirJapanバンコク発・欠航騒動タイ客から非難殺到! ANAに騙された「新しい空の旅」怖い
【もっと素敵なタイへ】バンコクの空港ラウンジ充実ー清楚で上品なスタッフが爽やかな笑顔で接客
「タイ日友好記念館」周辺には、約7000人の日本兵が埋葬ー今でも多くの遺骨がこの地に眠る
その他の国の最新ニュース
ベトナム [ 2024年1月18日 11時00分 ]
ミャンマー・カンボジア [ 2022年4月3日 19時30分 ]
ラオス [ 2023年8月16日 17時00分 ]
国連・SDGs [ 2024年3月28日 15時00分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2024年3月19日 19時00分 ]
インドネシア [ 2024年1月17日 11時00分 ]
インド [ 2023年6月12日 8時00分 ]
ワールド [ 2024年3月29日 6時00分 ]
フィリピン [ 2024年3月28日 16時00分 ]