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【バンコク】女性死亡ー伊勢丹向かいのバス停前で、ゴミ収集車とバイクが事故
配信日時:2017年3月15日 19時13分 [ ID:4202]

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本記事の交通事故現場。繁華街であり、通行人も多かったことから目撃者も多い。(高田胤臣撮影)

 2017年3月14日12時45分ごろ、バンコク中心部の日系デパート伊勢丹の向かい側にある、ビッグCスーパーセンター前で交通事故が発生。ゴミ収集車の後輪にバイクを運転していた47歳の女性が巻き込まれ即死した。

 女性の夫によれば、女性はバンコク郊外のランシット地区で暮らし、長年、路線バスなどを運営するバンコク大量輸送公社に勤めており、最近昇進したばかり、近くの警察病院に向かう途中だった。

 現場は外国人観光客も多い、タイのスーパーマーケットのビッグCスーパーセンター・ラーチャダムリ店前で、バス停の目の前で発生したため、多くの目撃者がいた。タイ警察の現場での発表では、41歳の男性が運転するゴミ収集車がビッグCから出て、プラトゥーナーム市場に向けて右折したところ、直進してきた女性のバイクに気がつかず、後輪で踏んでしまった。警察では目撃者の話を聞き、どちらに非があったかを検証するとしている。

 タイは運転免許証の取得が容易で、運転技術の低さ、交通法規遵守のモラルの低さなどもあって、交通事故の発生率が高い。観光などで訪れた際は道路の無理な横断などは避け、歩道を歩く際もできるだけ道路側に立たないよう気をつけたい。

 タイの道路は路面が滑りやすいこともあり、歩く時だけではなく運転時も注意が必要だ。

【取材:高田胤臣】

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