TODAY 2024年4月19日
ミャンマー・カンボジアのニュース
カンボジアの渋滞緩和を路線バスで支援ーJICAカンボジア事務所
配信日時:2016年10月24日 10時00分 [ ID:3873]
写真をクリックすると次の写真に切り替わります。
2016年10月20日、JICAカンボジア事務所が発行する「カンボジアだよりNo62」に『プノンぺン都「路線バス」、支援に本腰 新車80台投入、2020年までに10路線に 』と題する記事が掲載された。
(記事)プノンペン都が2014年に運行サービスを開始した路線バス。企業広告で車体をラッピングしたバスや、幹線道路沿いに真新しいバス停を見かけた方も多いでしょう。 でも、車やトゥクトゥクから利用を切り替えるには、まだ不便ですね。 JICAはこのほど、この路線バスの運営を改善し、輸送力を上げるためのプロジェクトを開始します。路線バスを運営するバス公社などに対し技術支援を行い、運行管理能力の改善を目指します。 具体的には、2017年1月から2020年の末までの間、路線バスの運行、車両の点検・整備、運転手や乗務員の人材育成、組織の経営管理などについて、日本から専門家を派遣。日常の指導や、セミナー、ワークショップなどを開催します。また、現在50台ほどある中古バスのみでは路線の拡大が困難なうえ、維持費用がかさむため、供与限度額13億9,600万円の無償資金協力で、日本のメーカーの新車80台を供給する予定です。
プノンペン都の路線バスは、JICAも協力して2014年に策定した「プノンペン都交通マスター プラン2035」の優先プロジェクトの一部です。 路線バスが都内を隅々まで走れば、年々深刻になる渋滞を緩和し、より安全で便利な移動が可能になります。都は2020年までに現在の3路線 を10路線に拡大することを目指しています。このマスタープラン策定過程において、プノンペン都はJICAとともに、約1カ月間のバス試運転(実証実験)を行いました。路線バスの有効性が確認できたとして、2014年9月にはバス公社の設立や実際の運行が始まりました。さらに利用者を増やすために路線を拡大し、サービスを向上させ、使いやすい路線バスにすることを目的として、本プロジェクトを実施します。
公共交通の要となる路線バスが「渋滞緩和の切り札」とされる一方で、JICAは都内100カ所に及ぶ信号機の整備・設置、車検制度導入の支援、公共交通マナーの啓発活動など、交通システム全体の改善の支援にも力を入れています。公共交通マナーの啓発では、若い人たちに理解してもらうため、アンコールワットや 独立記念塔をモチーフにしたアニメキャラ クター「ワッティとインディ」が登場する 動画を作りました。
https://www.youtube.com/watch? v=EsQR9lwcX2w
で見ることができますので、是非ご覧ください。JICAはこれからも、都市交通インフラの整備 に、プノンペン都と二人三脚で取り組んでいきます。
【編集:YT】
|
|
<< 関連記事 >>
ミャンマー・カンボジアの新着ニュース
人気ニュースランキング
[ ミャンマー・カンボジア ]
【カンボジア】「違法ビジネス 振り込め詐欺の、悪党・中国人ら」遺体になっても帰国できず!
【ミャンマー】反政府デモに参加したタイ女子にも人気のイケメン俳優に懲役3年
その他の国の最新ニュース
タイ [ 2024年4月14日 8時00分 ]
ベトナム [ 2024年1月18日 11時00分 ]
ラオス [ 2023年8月16日 17時00分 ]
国連・SDGs [ 2024年4月17日 16時00分 ]
マレーシア・シンガポール [ 2024年3月19日 19時00分 ]
インドネシア [ 2024年1月17日 11時00分 ]
インド [ 2023年6月12日 8時00分 ]
ワールド [ 2024年4月18日 23時00分 ]
フィリピン [ 2024年4月15日 18時30分 ]