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【タイ】バンコクで裏道を使う裏技とは!? 
配信日時:2016年10月7日 11時00分 [ ID:3830]

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大通りのソイの入り口やソイの中の曲がり角にある抜け道を教えてくれる標識。写真はスクムビット通りソイ35からソイ39へ抜けられることを教えてくれている。

 2016年10月7日、タイのバンコクは渋滞が世界でもトップクラスにひどい国だという汚名がある。10年前20年前と比べるとかなり改善されたが、今年に入ってからさらに悪化したという声もあるなど、相変わらず渋滞はひどい。

 バンコクの道路は大通り――例えばスクムビット通りなどから小路が派生している構成になっている。小路はソイと呼ばれ、主に番号がつけられていて、起点から見て左が奇数、右が偶数になる。そして、大半のソイが隣のソイとは繋がっていない上、行き止まりになっている。そのため、移動するには大通りを走るしかなく、より渋滞が悪化してしまう。

 しかし、ソイの中には他のソイや大通りと繋がっているものもある。道を知っているドライバーはそれを駆使して裏道を使い渋滞を避ける。

 外国人などバンコクに不慣れなドライバーはそのまま大通りを走らなければならないのかというと、そんなことはない。行政側では渋滞緩和のために抜け道を表示する標識を掲げているので、まったく裏道を知らなくてもすんなりと他所へと抜けていくことができる。

 それは写真のような緑地に黄色の矢印の標識を見ればいい。矢印と抜けていける先が表示されており、曲がり角に立てられている。その表示通りに走っていけば、道を知らずとも抜け道を利用できる。

 ただ、気をつけたいのは時間帯やタイミングによっては本線よりも抜け道が混んでしまうこともある。バンコクのソイは細く、一方通行などになっていることも多く、ソイの中の交差点が混雑してしまうためである。

 パタヤなどの観光地では日本人を含めて外国人観光客がオートバイやレンタカーを借りて自分で運転することは珍しくない。バンコクではタクシーも多く、高架電車や地下鉄も走っていることから、わざわざ自分で運転する人は少ないかとは思う。もしバンコクで運転する機会があれば、この抜け道標識を利用しよう。

【執筆:高田胤臣】

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