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【タイ】財宝を探していた男たちが逮捕される=旧日本軍が埋めたとの噂
配信日時:2014年4月26日 6時42分 [ ID:382]

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1か月掘り進んだ洞窟内で逮捕された犯人。

 2014年4月25日、タイの英字紙によると、タイ中部カンチャナブリー県のミャンマーとの国境近くの洞窟で、旧日本軍が先の大戦後に隠したと言われている財宝を探していた男性4人が逮捕された。

 タイ森林局員が通報を受けて調査したところ、洞窟を発見。30メートルほど内部で作業していた4人を発見し、不法侵入と無許可の採掘の容疑で逮捕した。3人の男性は1日350バーツ(約1000円)でリーダーに雇われ、約1か月間、洞窟を掘っていたという。

 タイでは、先の大戦直後の旧日本軍が引き揚げる直前に財宝をミャンマー国境付近に隠したという噂が終戦直後から囁かれている。それは映画の主人公になぞらえて「コボリゴールド」と呼ばれている。この噂は特に北部メーホンソン県と、映画『戦場にかける橋』の舞台となったこのカンチャナブリー県に多く、タクシン首相が在任中には、当時の上院議員が「カンチャナブリー県内で2500トンもの財宝を見つけた」と発表したが、後にデマだったことが判明するという珍事もあった。


【翻訳/編集:そむちゃい吉田】

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