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タイのナイトライフに宣戦布告=バンコク警察が規制を強化
配信日時:2014年4月24日 13時25分 [ ID:376]

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警察の取り締まりが強化されるバンコクのナイトライフ。 

 2014年4月22日、タイメディアによると、薬物、ポルノ、駐車違反に続く警察の取り締まりの手は、世界的にも有名なバンコクのナイトライフへと向けられることになりそうだ。

 定期的な許認可を受けた上で、規定の時間で営業しているか。違反した場合には、これまでよりも重い罰金と刑罰で臨む、と警察幹部が明らかにした。

 レストラン、バー、マッサージパーラーなどは午前1時までに営業を終了。午前2時までには完全に閉店する。また、現在2000軒以上が定期性な許認可を受けないまま不法営業をしているとして、これらに対して12万バーツ(約36万円)から40万バーツ(約120万円)の罰金。または3年以上5年以下の禁固とされる。現在は6万バーツ(約18万円)または1年以下の禁固になっている。

 これらの規制案については、今週中にバンコク都に提出され検討が開始されるが、タイではこうした規制強化は何度となく実施されてきた。施行当初は厳格に適用されるものの、月日とともに元通りになるという繰り返しを続けてきたのも事実だ。これは、規制対象となる店のオーナーなどが警察上層部ともつながっているためであり、今回の規制強化案が実施されても、その継続性には懐疑的な関係者も少なくない。

【翻訳/編集:そむちゃい吉田】

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