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【タイ】コンケーン県、サッカー審判が路上で襲撃に遭う
配信日時:2016年7月28日 9時00分 [ ID:3626]

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タイのサッカー審判は判定基準が曖昧なことも少なくなく、それもまたファンの不満爆発の一因になっていることもある。

 2016年7月25日、タイ・メディアの報道によると、タイ東北部コンケーン県の県警がタイ・プロサッカーリーグの審判が路上で襲われた事件に対し、犯人はひとりであると断定した。

 審判がコンケーン市内で休暇中、飲食店を出てきたところをうしろから鈍器で頭部を殴られ気を失う重傷を負った。事件当初は複数の犯行かと考えられたが、県警による聞き込み捜査や現場検証の末、ひとりの犯行であると断定。しかし、それ以前に行われたタイ・サッカープロリーグでの試合判定に関する不満なのか、強盗のためなど突発的なものだったのか、犯行理由まではわかっていない。

 タイのプロリーグは年々盛り上がってきており、日本のJリーグが発足したころのように徐々に実力が上がってきている。特にこの1年2年でタイ代表選手も強くなってきたことから、タイ人もタイのサッカーリーグに注目している。しかし、熱烈なファンが会場などで審判の判定に不服で暴動に近い騒動が起こるなど、まだスポーツ観戦のマナーは低いのが現状だ。そんな中で起きた事件のため、警察もサッカーの試合に関係した犯行なのかそうでないのかの断定ができないでいる。


【執筆:高田胤臣】

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