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中国人観光客はお断り=チェンマイ市民の怒り沸騰─タイ英字紙
配信日時:2014年4月16日 20時18分 [ ID:360]

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駐車場の標識を無視して走り抜ける中国人観光客。

 2014年4月16日、タイの英字紙によると、かつて静かで牧歌的な雰囲気があった国立チェンマイ大学のキャンバスは今、厳戒態勢にあるという。しかしそれは、テロや爆弾などに対してではなく、中国人観光客に対してだ。

 ある中国人観光客は大学への講義に出席しようと教室内に侵入した。ある中国人観光客は学生バスによじ登る──。地元のタイ人は中国人の所業に眉をひそめているものの、いつか分かってもらえるはずだ、とタイ人らしく楽観していた。

 しかし、かつてアメリカ人やドイツ人が訪れ始めた時にもあった文化の違いを彼らに分からせるには、一筋縄ではいかないことにも気がつき始める。学内への中国語の案内表示を増設したり、見学ツアーには中国語を話すボランティアガイドが同行することを義務づけたりした。また、警察では、レンタルバイクを借りる際に国際免許証の提示も義務づけた。それでもなお、学内や一般道路での標識を無視することが絶えないという。

 彼らを受け入れるゲストハウスのオーナーは、残念だけど、と前置きしながらも、堀での排便などのニュースを見れば、内心は反中国にならざる得ない、と語っている。しかし、これは若い個人旅行者にはほとんど見られることはなく、ツアー旅行の観光客だともいう。

 中国人観光客の醜態について、象徴的な場所となってしまったチェンマイ大学では、「まるで逆カルチャーショックだ」としながらも、「彼らばかりに理解や対応を求めるのではなく、自分たちも彼らを理解しなくてはいけない。何年かかかるかもしれないが、冷静に対処していく」という。

 世界的観光地のチェンマイにとって、本来、観光客の増加は望むべきことであるはずなのだが、この矛盾した悩みはまだしばらく続きそうだ。

【翻訳/編集:そむちゃい吉田】

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